小型犬でとても美しい被毛のマルチーズは、長毛種で被毛が白い特徴があります。
従順で温厚な性格の持ち主ですが、活発な一面もあり、色が白いので涙やけで悩んでいる飼い主さんも多いはずです。
涙やけ以外にも、少食な犬種なのでドッグフードをあまり食べてくれないと悩んでいる方も多いかもしれません。
涙やけや、毛並みに良いドッグフードを与えたいと考えている飼い主さんも多いでしょう。
そんなマルチーズにぴったりなドッグフードの選び方やおすすめのドッグフードを紹介していきます。
マルチーズに合うドッグフードの選び方・考え方
マルチーズに合うドッグフードの選び方や考え方として３つのポイントがあります。
マルチーズにおすすめなドッグフードの選びかたを３つ解説していきたいと思います。
①高たんぱく・低脂質・低カロリーなフードで体型管理
マルチーズがドッグフードを食べてくれないと悩んでいる飼い主さんも多いかもしれません。
元々マルチーズは小食な子が多い犬種であり、1回のご飯で量をそれほど食べない事が多です。
個体差はありますが、食事できちんとした栄養を補うことができるように、新鮮な肉や魚を使用しているドッグフードを選ぶのが良いでしょう。
マルチーズは小型犬ということもあり、関節などにも負担がかかりやすいです。そのため、筋肉を付けることができるように、良質な動物性たんぱく質が豊富なドッグフードが好ましいです。
動物性たんぱく質は、筋肉を作ること以外にも毛並みや皮膚の健康などにも影響があります。
肥満になってしまうと、様々な病気の原因となってしまったり、関節などにも負担をかけやすくなってしまいます。
ココがポイント
肥満を避けるように低カロリーで低脂質なドッグフードを選ぶことによって肥満になりづらく、体型維持がしやすいです。
②オメガ3脂肪酸配合フード
体内で合成することのできない脂肪酸の中にはオメガ3脂肪酸という不飽和脂肪酸があります。
オメガ3脂肪酸は近年注目度が高く、皮膚や被毛の健康維持を行ったり、関節や足腰の健康維持などを様々な体の健康バランスを調節してくれる働きを期待することができます。
マルチーズのような食いつきがあまり良くない犬種や、アレルギー持ちであったり、関節が気になると考えている方にとてもオススメしたい成分です。
動物性と植物性がありますが、オススメなのは動物性のオメガ3脂肪酸です。
マルチーズのとても美しい白い毛並みを維持したり、皮膚や毛並みなどに良い栄養とされており、積極的に摂取させていきたい栄養素の一つでもあります。
ココがポイント
ドッグフードではまだまだオメガ3脂肪酸が含まれていないものが多いので、しっかりと調べて購入する必要があります。
③関節や骨に良い成分が入っているフード
マルチーズは小型犬にあたるため、膝蓋骨脱臼になりやすいと言われています。
関節の健康維持に役立つ成分としては、グルコサミンやコンドロイチンや、msmなどが有名です。
これらを摂取していくことで、関節をサポートしてくれる働きを期待することができます。
それ以外にも低脂肪で低カロリーなドッグフードでしっかりと体型維持、体型管理を行うことによって骨や関節に負担をかけにくくなります。
骨や関節に良い成分が配合されているのは、とても大切なことではありますが、それ以外にも適度な運動などもしっかりと行うようにしましょう。
マルチーズに評判のおすすめドッグフード
たくさん販売されているドッグフードの中から、マルチーズに評判がいいドッグフードを５つ紹介していきます。
マルチーズのドッグフード選びに迷ったら、ぜひ参考にしてみてください。
マルチーズにおすすめのドッグフード①モグワンドッグフード
特徴
総量の半分以上に当たる約53%にチキンやサーモンが使用されているドッグフードです。
動物性タンパク質が豊富に摂取することができ、高タンパクでありながら、グレインフリーで栄養満点のドッグフードです。
ヒューマングレードの原材料を使用していて、肉や魚以外にも厳選して野菜とフルーツがたっぷりと使用されています。
マルチーズが積極的に摂取していきたいと言われているオメガ3脂肪酸も効率よく摂取することができます。
股関節サポート成分もしっかりと配合されているため、マルチーズにはピッタリのドッグフードです。
編集部コメント
高タンパクで肉と魚と果物と野菜のバランスが非常に良く、栄養価が高い割に比較的低カロリーなので、体型維持や体型管理もしっかりと行うことができるドッグフードです。
マルチーズの美しい被毛を保つことの出来るオメガ3脂肪酸も手軽に摂取することができるようになっています。
マルチーズにおすすめのドッグフード②このこのごはん
特徴
小型犬のために作られた小型犬の健康をサポートしてくれるドッグフードです。
高タンパクで低脂肪なだけではなく、人間も食べられる安心で安全なドッグフードです。
小型犬に多い悩みであるニオイや毛並みや目元などの健康維持をサポートしてくれる素材が配合されていて、鶏のささみや鶏のレバーやマグロや鹿肉がタンパク質として配合されています。
消化もしやすく、消化に負担がかかりやすいと言われている小麦グルテンやオイルコーティングや化学合成物質が使われていないのでアレルギーの子にもオススメすることができます。
編集部コメント
けれども、毛並みがごわついてしまったり、涙やけが気になってしまうと感じてしまう方も多いかもしれません。
そのような方にオススメしたいドッグフードで、目元や匂いや毛並みなどに対応しています。
小型犬が食べやすい小粒を採用しているので、マルチーズでも食べやすいです。
マルチーズにおすすめのドッグフード③アランズ ナチュラルドッグフード
特徴
獣医が開発し、自然素材にこだわって開発が行われたドッグフードです。
原材料はたった9種類しか使用がされていません。
グレインフリーで人工添加物を使用することがなく、自然素材のみで栄養が補えるようになっています。
動物性たんぱく質は低脂肪で良質なラム肉が採用され、他の肉と比較してもアレルギーの原因になりにくいとされています。
亜麻仁油が配合されているため、必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸なども効率よく摂取することができます。さつまいもやエンドウ豆繊維などで腸内環境を維持する働きも期待することができます。
編集部コメント
とても原材料にこだわっており、アレルギーの原因になりやすいといわれている穀物や乳製品や牛豚肉を使っていないません。
アレルギーを引き起こしにくいドッグフードだと言われています。
ラムが全体の40パーセントを占め、その他の厳選された材料がバランスよく配合されているので、栄養バランスを整えたい方にもおすすめです。
マルチーズにおすすめのドッグフード④カナガン
特徴
グレインフリーのドッグフードでヒューマングレードの素材を使用し、チキンは50%以上配合されています。
原材料の50%以上がチキンなため、とても高たんぱくです。小型犬でも食べやすい小さめの粒が採用されています。
上質な食物繊維やオメガ三脂肪酸を豊富に含むサーモンオイルに加えてリフレッシュ効果を期待することのできるハーブなどが配合されています。
関節サポート成分も多く配合されているので、関節に悩みを抱えているマルチーズにおすすめすることができます。
編集部コメント
世界37か国で展開され、イギリス王室のエリザベス女王から表彰されたこともあるドッグフードです。
非常に栄養のバランスが良く、チキンも原材料の50%以上も配合されています。
チキンの匂いも強いので少食のマルチーズにもおすすめすることができます。
マルチーズにおすすめのドッグフード⑤馬肉自然づくりドッグフード
特徴
ヒューマングレードの新鮮馬肉を使っている手作り食のようなドッグフードです。
高タンパクで低脂肪で低カロリーな馬肉以外にも鶏肉や、きなこ、卵などをはじめとし17種類の原材料で作られています。合成添加物がないとても安全性の高いドッグフードです。
皮膚、被毛トラブルが多かったり、涙やけが起きやすい犬におすすめすることができます。
完全無添加にこだわっていますが、総合栄養食としての栄養基準は満たしていないません。
人間も食べることのできる高品質な国産材料のみを使っていて、ＨＡＣＣＰという国際的な安全管理システムに対応している工場で加工をしているのでとても安心して与えることができます。
編集部コメント
高たんぱくで脂質が抑え目なだけではなく、体に優しいくできている化学物質オールフリーで消化がしやすいドッグフードです。
少しカロリーが高めなのでシニア期に向いているかもしれません。
マルチーズのドッグフードになぜモグワンドッグフードがおすすめなのか
おすすめの理由
・バランスよく肉や魚や果物や野菜を摂取できる
・低脂肪で低カロリーなので、体型管理もしやすい
・関節トラブルが起きやすいマルチーズにとって、ふさわしい関節サポート成分が配合されている
・マルチーズの、美しい被毛や皮膚を保つオメガ3脂肪酸を含んでいる
・ヒューマングレードの食材が使用されている
・シンプルなレシピなので、アレンジがしやすい
編集部コメント
元々マルチーズは食が細い子が多いですが、モグワンは５大栄養素といわれる栄養素がバランスよく含まれていることもあり、食が細いマルチーズでもしっかりと栄養を取ることができます。
魚や肉だけではなく、果物や野菜もバランスよく含まれているため、低脂質で低カロリーでありながら、高タンパクなので、室内で飼われているマルチーズにもぴったりです。また、体型管理なども行いやすいです。
マルチーズの中でも悩んでいる方が多い涙やけ対策も行うことができるドッグフードなので悩んでしまった場合には、モグワンにしてみるのが良いと思います。
マルチーズの涙やけは、ドッグフードで改善も！
白く美しい被毛が特徴的なマルチーズですが、白い被毛のせいもあり、涙焼けが目立ちやすい犬種でもあります。
涙やけで悩んでいる飼い主さんも多いかもしれません。
涙やけには様々な原因が考えられ、先天性のものと後天性のものに大きく分けることができます。
あまりにも涙やけがひどい場合には、動物病院で獣医師の受診を受けることがおすすめですが、消化の良いドッグフードに切り替えることによって、マルチーズの涙やけが改善する場合もあります。
実際に改善したと考える飼い主さんもたくさんいます。
その子の体質に合わせたドッグフードを与えることによって、涙やけが改善しやすくなります。
マルチーズのドッグフードが体質に合う・合わないの判断
ドッグフードが体質に合っていないと、さまざまな問題を引き起こしてしまう可能性があります。
体質に合うかは合わないかの判断基準をいくつか紹介していくのでドッグフードが合っているのか改めて確認し直してみましょう。
体質に合う・合わないはうんちの状態で飼い主がチェック
人間と同様にうんちの状態で健康状態をチェックすることができます。
バナナのような硬さがベストな硬さとされていて、色は黄色から茶褐色のうんちがベストの状態だとされています。食べたものによっては黒褐色に近い場合も考えられます。
うんちの回数は基本的に1日2回もしくは3回程度が良いとされています。
量が多い時には穀物や食物繊維が多いドッグフードを与えているか、消化しにくいドッグフードの可能性が高いです。
逆に量が少ない場合には消化吸収が良いドッグフードを食べているとされています。
さまざまな視点からうんちの状態を観察し、下痢が出てしまっていたり、血が混ざってしまっている場合には、ドッグフードが合っていないことが多いです。
ココに注意
血が混ざっている場合は、病気も考えられるため動物病院を受診することも視野に入れましょう。
急にドッグフードを変えると下痢をしがちなので切り替え時は徐々に
急にドッグフードを切り替えてしまうことで下痢を引き起こしてしまう犬が多いです。
そのため、ドッグフードを切り替えようと考えている時には少しずつドッグフードを切り替えるようにし、いきなりドッグフードを切り替えるのはやめましょう。
ドッグフードを切り替える時には１週間前後の移行期間を設けるのがおすすめです。
グレインフリーのドッグフードに変えたり、手作り食に変える時などはプラス２～３日は移行期間を設けるようにしましょう。
評判のドッグフードでも、下痢が続く時はその子には合わないと判断
とても評判の良いドッグフードだと飼い主さんは安心してしまいがちですが、いくら評判の良いドッグフードを与えていても、合わないドッグフードの可能性は十分にあります。
合わない場合は下痢を引き起こしてしまったり、何らかのサインを出している可能性が高いです。
分かりやすいサインとして、下痢が当てはまります。
下痢が続いてしまっている場合には、その子の体質に合っていないというサインになるため、違うドッグフードにしましょう。
ドッグフードを切り替えた時に体を痒がっていたり、フケが出やすくなったり、皮膚が赤くなったりするなどの症状が現れる場合にもドッグフードが合っていない可能性が高いです。
もしくは食物アレルギーの可能性が高いためドッグフードを変える、または動物病院を受診するようにしましょう。
マルチーズのドッグフードは1日の目安はどれくらい？
マルチーズに与えるドッグフードの1日量の目安を調べてみました。
同じマルチーズでも運動量や与えているドッグフードや体重や年齢などによって与える量が異なるため、あくまで目安にしてください。
まずはドッグフードの給餌量の計算方法を紹介します。
子犬の場合の目安
成犬時と比較して、子犬の場合はとても成長が早く、毎日著しい成長を見せてくれます。
体重も変化しやすいため、こまめに体重測定を行うようにしましょう。
1日分を4回ぐらいに分け与え、成長とともに回数を減らして行き、生後6ヶ月を過ぎたあたりからは成犬時と同じ1日2回のご飯にするようにしましょう。
初めに載せた計算式に、この係数を当てはめて計算をしていきましょう。
成犬の場合の目安
成犬（避妊・去勢をしていない） 1.8
成犬（避妊・去勢をしている） 1.6
肥満傾向 1.4
妊娠中（初めの42日間） 1.8
妊娠中（43日目以降） 3.0
授乳中 4.8
成犬時にはこのような計算式を当てはめ給餌量を割り出し与えるようにしましょう。
回数は1日２回で問題はありません。
マルチーズの場合、食が細い子が多いため、食の細さが気になる場合には1日3回程度に分けて与えるのでも良いかもしれません。
シニア・老犬の場合の目安
老犬（7歳以上） 1.4
シニア期は7歳以上としていたり、8歳以上としていたり、10歳以上としていたり、ドッグフードなどによってもまちまちです。
愛犬に衰えを感じ始めたらご飯の回数を1日3回程度に分けてあげたり、内臓や消化器官に負担をかけにくい消化の良いフードを与えるのがよいでしょう。
マルチーズがドッグフードを食べない時の原因と対処法
マルチーズは小食なこともあり、ご飯を食べないと感じることも多いかもしれません。
マルチーズがご飯を食べない時の原因として考えられることをいくつか挙げていきます。
対処方法もあげていくので是非参考にしてみてください。
食べない原因・理由
食べない原因
・ワガママ
・暑さなどで食欲がない
・ご飯を切り替えたばかり
・病気
このような原因が考えられます。
対処法
ワガママ
マルチーズがご飯を食べなくなる原因の中でも最も多い原因がわがままになってしまっているということです。
わがままになってしまう場合には、排泄に変化が見られず、元気があり、遊びたがったり、おやつはしっかり食べたりします。
おやつを与えなかったり、食べなくても他のご飯をあげたり、おやつをあげたり、人間の食べ物をあげないようにしましょう。
また、食事の与え方や食器を変えてみるのも一つの手です。
暑さなどで食欲がない
夏の暑い時期など、暑い日が続いてしまうことで人間と同じように夏バテのような症状が出てしまうことがあります。
その結果として、ドッグフードを食べないこともあります。
その場合、部屋の環境を快適な温度に変えてあげるようにしましょう。
また、水はいつでも飲めるようにしましょう。
ご飯を切り替えたばかり
ご飯を切り替えたばかりの時は慣れなかったりするので、ご飯を食べないことも考えられます。
この場合、好き嫌いも関係しているため、もしかしたら嫌いなご飯なのかもしれません。
病気
元気がなかったり、あまり動かなかったり、おやつも食べなかったり、ご飯を食べない以外にも嘔吐や下痢といった症状がみられる場合には、病気も考えられます。
マルチーズの場合には、食べムラが多く、胃腸炎にもなりやすい犬種です。
このように病気などが疑われる場合は、まずは動物病院に行き、病院の先生の診察を受けるようにしましょう。
食物アレルギーもちのマルチーズのドッグフードのおすすめは？
マルチーズはアレルギー性皮膚炎になりやすいです。
アレルギー発症の原因となるものにはノミダニなども多くありますが、食物アレルギーもとても多い原因の一つです。
食物アレルギーを持っているマルチーズの場合、ドッグフードには注意しなければなりません。
どの食物や成分がアレルギーになっているか見極める必要があり、除去食を与える必要があるため、まずは動物病院を受診しアレルゲンをチェックするようにしましょう。
穀物や人工添加物などがアレルゲンになってしまう可能性が高いですが、個体差があるために、どのマルチーズにもおすすめのドッグフードというのは難しいです。
アレルギーを引き起こす成分をしっかりと把握し、除去食を与えるようにしましょう。
その際、できる限り低カロリーで低脂質で高タンパクなドッグフードが望ましいです。
マルチーズの1ヶ月・年間の餌代
マルチーズに与えるドッグフードの量は、体格や運動量などによって異なります。
今回はオススメのドッグフードであるモグワンで1ヶ月や1年間のドッグフード代を計算してみました。
成犬時のマルチーズは体重が約2.5キロから4kgとされていて、1日に与える量はモグワンで68グラムから89gです。
そのため1ヶ月で約1.5袋のモグワンが必要となります。
モグワンは1.8kg入りが１袋となり、税抜きで3960円で販売がされています。
３袋ずつ定期購入することによって、合計金額が7000円以上になると15%OFFの割引となり、１袋あたり税抜き3366円の送料無料で購入をすることができます。
定期購入を行うことによって1週間単位でお届け周期を選ぶことができるため、2ヶ月おきに3袋届く設定で計算をしていきたいと思います。
モグワンは3袋で10098円で購入することができます。
年間で6回注文することになるため、合計金額は60588円です。
そのため、ひと月あたりおおよそ5049円という金額になりました。
この金額はあくまでおおよその金額となり、与えるドッグフードや飼育環境や運動量や体重によって大幅に変わってくるので、参考程度にしてみてください。
マルチーズのドッグフードを迷ったらモグワンドッグフードがおすすめ
今回はマルチーズにオススメすることのできるドッグフードをいくつか紹介していきました。
元々食べムラが多い犬種のため、少しのご飯でしっかりとした栄養をとれるドッグフードとしてモグワンが、マルチーズには一番おすすめです。
もしドッグフードを迷った場合にはモグワンを、購入するのがおすすめです。
モグワンはシンプルなレシピを採用しているので、トッピングなどもしやすく、少食なマルチーズでもとても食べやすいドッグフードです。
また、栄養もしっかりと摂取することができるだけではなく、バランスが良いこともおすすめの理由です。
もちろんすべてのマルチーズにおすすめできるわけではないため、気になったならばまずは試してみてくださいね。