とても賢く忠実な性格が特徴的な柴犬は、日本だけではなく海外でも人気が高い犬種です。
飼いやすく、手間があまりかからないイメージの柴犬ですが、皮膚炎といった皮膚トラブルを引き起こしやすかったり、肥満になりやすい傾向にあったりする犬種でもあります。
一見どのようなドッグフードでも合うように思える柴犬ですが、ドッグフードを食べないこともあり、なかなかエサ選びが難しいこともあります。
ここでは、数多く販売されているドッグフードの中から柴犬におすすめすることのできるドッグフードを紹介します。
柴犬に合うドッグフードの選び方・考え方
健康で長生きするイメージがある柴犬かもしれませんが、そのワンちゃんにあったドッグフードを選ぶことで、より健康的な生活が送れるようになります。
ここからは柴犬に特化したドッグフードの選び方を解説していきます。
4つのポイントを押さえることでドッグフードが選びやすくなります。
①高たんぱく・低脂質・低カロリーなフードで体型管理
柴犬は意外と肥満になりやすく、太りやすい犬種の一種です。
柴犬は膝蓋骨脱臼と呼ばれる「カテラ」という関節疾患を患うことが多い犬種です。肥満もう膝蓋骨脱臼の原因のひとつとなるので、体型管理をしっかりと行わなくてはなりません。
柴犬は犬の中でも運動量が多く、筋肉質な特性を持っていることもあり、動物性たんぱく質を欠かすことはできません。
良質なタンパク質を摂取し、適度な運動などを行うことによって、筋肉を保ちながら、肥満を防ぐ効果も期待することができます。
そのため、高タンパクであり、低カロリーで低脂質であるドッグフードを選ぶのがおすすめです。
高タンパクで低カロリーといった食事は、ダイエットを行っている時や体型管理を行いたい時の基本です。
ココがポイント
②良質なオメガ3脂肪酸配合フード
柴犬は皮膚トラブルが起こりやすい犬種だとされています。
皮膚トラブルの原因は様々ありますが、花粉などのアレルギー症状やアトピー性の皮膚炎を起こしてしまったりする可能性が高いです。
そのため、皮膚病を予防しやすいオメガ3脂肪酸が配合されているドッグフードを選ぶのが良いでしょう。
オメガ3脂肪酸はEPAやDHAを含み、抗炎症作用を期待することができます。
ですが、犬の体の中でオメガ3脂肪酸を作ることが出来ないので、食事から摂取する必要があります。
一般的に市販で販売されているドッグフードにはこのオメガ3脂肪酸が配合されているものがあまりありません。それに対してオメガ6脂肪酸を配合をしているドッグフードは多く見かけます。
オメガ6脂肪酸も皮膚や毛並みの維持に欠かせない成分であるので、どちらも配合されているドッグフードが望ましいと言えます。
ココがポイント
③関節や骨に良い成分が入っているフード
柴犬は皮膚病などの皮膚トラブルを起こしやすい犬種でもありますが、実は膝蓋骨脱臼といった関節トラブルも起こしやすい犬種でもあります。
膝蓋骨脱臼には先天性と後天性があります。
先天性は小型犬に多いとされていますが、後天性の場合には外傷などが原因とされ、柴犬にも多く見られます。
骨や関節に良いとされているグルコサミンやコンドロイチンといった成分が配合されているドッグフードを食べることにより、骨や関節をサポートしてくれるようになります。
膝蓋骨脱臼にはグレードがあり、グレードは4段階に分かれています。ひどくなればなるほど、外科手術などが必要になってきます。
ココがポイント
④添加物の少ない安全で健康的なフード
柴犬はとても皮膚トラブルが多い犬種ということは、お話しましたが、皮膚トラブルといっても原因は様々です。
そんな中で、添加物が多いドッグフードを食べてしまうと、皮膚病のリスクは避けられません。
添加物のせいで皮膚病になってしまったという、柴犬も珍しくはありません。
ドッグフードに着色料や香料を多く使用していたり、酸化防止剤として化学合成された酸化防止剤を使用していたりすると、皮膚トラブルの原因となりやすくなります。
そのため、少しでも皮膚トラブルのリスクを下げるために、添加物の多いドッグフードは選ばず、添加物が少ない安全で健康的なドッグフードを選ぶのが良いでしょう。
柴犬に評判のおすすめドッグフード
たくさん販売されているドッグフードの中から、柴犬に評判のフードをいくつか紹介していきます。
柴犬におすすめな5つのドッグフードを紹介するので、フード選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
柴犬におすすめのドッグフード①モグワンドッグフード
特徴
75万人以上の愛犬家の方に選ばれているドッグフードでとても人気が高く、累計販売数は100万個を突破しています。
穀物不使用のグレインフリーが採用されていて、ヒューマングレードの原材料を使用しているため安心して、愛犬に与えることができます。
新鮮なチキン生肉と生サーモンをふんだんに使用していて、動物性タンパクは50%以上で高タンパクなドッグフードです。
余計な添加物を一切使わず、とてもシンプルなレシピが特徴的なので、工夫次第で個性が出せるようになっています。
犬の体内で合成することのできない必須脂肪酸のひとつであるオメガ3脂肪酸も高配合されているだけではなく、カロリーも控えめのドッグフードなので、太りやすい犬にもおすすめすることができるドッグフードです。
編集部コメント
皮膚トラブルを起こしやすいとされている柴犬にぴったりな成分であるオメガ3脂肪酸が高配合で炎症などを抑えやすいドッグフードです。タンパク質もしっかりと摂取することができるので、筋肉質な柴犬にとても向いています。
添加物も最小限に抑えられていて、皮膚トラブルの原因となりやすいものが排除されているので、より安心して与えることができるようになっています。
カロリーも控えめなので、摂取量を守っていいって、運動をしっかりとしていれば、肥満を心配する恐れもありません。
柴犬におすすめのドッグフード②アカナ アダルトドッグ ドッグフード
特徴
肉食の犬にとって必要な栄養素を摂取することができるドッグフードでバラエティ豊かで種類も豊富です。
その中でもアダルトドッグフードは原材料がとても細かに記載されています。カロリーも100グラムあたり351キロカロリーと控えめで、1日に食べられる量が多いです。
タンパク質を摂取することができ鶏肉や天然カレイや、新鮮な卵などを使用していて、風味豊かな栄養が摂取することができ、引き締まった筋肉作りを行なうことができます。
また、米やタピオカやジャガイモなどの消化吸収が早い炭水化物が使用されていないので、肉食の犬にとってはぴったりなドッグフードです。
編集部コメント
犬の特徴をしっかりと抑え、必要な栄養素をしっかりと摂取することのできるドッグフードです。
柴犬が積極的に摂取していきたいオメガ3脂肪酸も摂取することができます。
良質なタンパク質を摂取することができるので、柴犬におすすめすることができます。ただし、公式サイトでは2kgの次が6kgのため、柴犬の場合、食べきれるか不安があります。
ドッグフードは酸化してしまう恐れがあるため、2kgで購入をすると少し割高となってしまいます。
柴犬におすすめのドッグフード③アランズ ナチュラルドッグフード
特徴
獣医が協力して開発しているドッグフードで自然素材にこだわっているイギリス産のドッグフードです。
穀物不使用のグレインフリーが特徴的でアレルギーの原因となりやすい穀物や乳製品や牛豚肉が使用されていません。
動物性タンパク質として、低脂肪で良質なグラスフェッドラム肉が採用されていて9種類の厳選された食材が配合されています。
オメガ3系の必須脂肪酸も摂取することができる亜麻仁油や、豊富な食物繊維やビタミン類を摂取することのできる原材料が採用されています。
人工香料や着色料を一切使用していないので安心して与えることができます。
編集部コメント
原材料が9つというとてもシンプルなドッグフードです。
アレルギーの原因となりやすい食材などを一切使っていないので、アレルギーが心配な柴犬にとてもぴったりなドッグフードです。
皮膚病などを患いやすい柴犬でも食べやすいドッグフードです。
チキンが苦手な柴犬にも好評でタンパク質が高めのドッグフードなので、筋肉質な柴犬にもぴったりです。
定期購入やまとめ買いなどで割引価格で購入することができるため、月々の食費を抑えたいと考えている柴犬の飼い主様にもオススメすることができます。
柴犬におすすめのドッグフード④カナガンドッグフード
特徴
イギリス産のドッグフードでエリザベス女王から表彰されたことのあるドッグフードです。
グレインフリーの穀物が採用されていないドッグフードで、香料や着色料は一切使用していません。また、ヒューマングレードの素材を使用しているため、安心して愛犬に与えることができます。
肉食傾向の雑食である犬のためにチキンを原材料の50%以上配合し、高タンパクなレシピが特徴です。
小さめの小粒が採用されているので、子犬の柴犬でも食べやすくなっています。
さつまいもをはじめとした上質な食物繊維やオメガ3脂肪酸を豊富に含むサーモンオイルいや、ビタミンやミネラルが豊富なフルーツや野菜に加えてリフレッシュ効果が期待できるハーブなども配合されています。
日本やイギリスだけではなく37か国で展開されている信頼あるドッグフードメーカーで欧州ペットフード工業界連合の厳しい基準をクリアしています。
安全で安心の生産品質管理体制で製造が行われています。
編集部コメント
海藻やサーモン、オイルなどが配合されており、柴犬に起きやすい皮膚炎などに効果的なオメガ3脂肪酸を摂取することができるようになっているドッグフードです。
少々タンパク質が多めな印象を受けますが、ヘルシーな作りになっていて、添加物の心配も低く、チキンが大好きな柴犬にとてもオススメすることができます。
定期コースやまとめ買いなどを行うことによって割引価格で購入をすることができます。毎月の食費を抑えたいと考えている柴犬オーナーの方にもオススメすることができます。
柴犬におすすめのドッグフード⑤オリジン オリジナル ドッグフード
特徴
数多くの賞を受賞するなど、とても人気の高いドッグフードで、アメリカのペットフードメーカーが手掛けています。
犬にとって消化が難しいとされている穀類を使用していないグレインフリーのドッグフードで、新鮮な食材にこだわって製造が行われています。
サイズバリエーションが豊富なので、犬種に合わせて購入することができます。
高タンパクで低炭水化物なため、ダイエットをしたいと考えている柴犬にもオススメすることができます。
原材料や栄養成分表などもしっかりと記載されているので、内容にこだわりたい方にオススメです。
編集部コメント
添加物も少なく、安心して与えることができます。ですが、少々タンパク質とカロリーが高めなため満足度が低いかもしれません。
原材料にとてもこだわっているので、しっかりと中身や配合されているものなどを知りたい方にオススメです。
柴犬のドッグフードになぜモグワンドッグフードがおすすめなのか
おすすめの理由
・一般的な添加物不使用
・低脂肪で低炭水化物なので、ダイエットにも向いている
・タンパク質が豊富な高タンパクで、良質なタンパク質を摂取できる
・良質なチキンやサーモンなどをバランスよく配合している
・オメガ3脂肪酸を摂取することができる
・原材料が明確で、人間が食べることができ、安心して与えられる
編集部コメント
モグワンは高タンパクなドッグフードで動物性タンパクが50%以上を占めていて、着色料や香料などを使用していないだけではなく、グレーフリーの穀物も不使用なドッグフードです。
とても柴犬の体質に合っているドッグフードで、食材のバランスも良く、低脂肪で低炭水化物なので体重管理なども行いやすいです。
柴犬の場合、皮膚トラブルを起こしやすい傾向にありますが、サーモンオイルなどが配合されていることで皮膚トラブルを防ぎやすくなっています。さらに、関節トラブルを起こしにくいといわれている関節に良い成分も配合されているので、柴犬に向いています。
柴犬は強い犬だと思われがちですが、意外とデリケートな子が多いです。
モグワンは身体への優しさまで考慮されているので、安心して与えることができます。
アレルギーを持っている柴犬を飼っているオーナーさんは、まずは原材料をチェックしてみて、アレルゲンの食品や成分がない場合には1度試してみてみるのも良いかもしれません。
柴犬の涙やけは、ドッグフードで改善も!
涙やけの原因は様々な原因が考えられますが、涙腺や累加のトラブルやアレルギーや異物混入や水分不足が主な原因と言われています。
目が大きく、鼻が短い、小型犬によく見られる涙焼けですが、柴犬でも涙ヤケが見られることが多いかもしれません。柴犬の目の周りは被毛が短いことがあり、目の周りのカットなども難しく、涙やけに悩んでいる方も多いかもしれません。
そんな時にドッグフードや与えている食事を変更することで涙やけの症状が軽減する可能性も考えられます。添加物が多い食事は柴犬や犬にとってはとても消化がしづらく、胃腸に負担をかけてしまいがちです。
長期保存が求められる市販のドッグフードには酸化防止剤や保存料などといった添加物が使用されていることが多かったり、色を安定させるという理由から、着色料が使用されていることがあります。
このようなドッグフードを与え続けてしまうと涙やけが悪化してしまう可能性が高いです。
まずはドッグフードを変更してみるのも良いかもしれません。
柴犬のドッグフードが体質に合う・合わないの判断
ドッグフードは毎日食べるものですが、体質に合っているのか合っていないのかの判断はとても重要です。
ドッグフードが体質に合っているか合っていないのか判断する基準を解説していくので、愛犬に当てはめて考えてみてください。
体質に合う・合わないはうんちの状態で飼い主がチェック
犬も人間と同様で健康状態を知るのには便などをチェックするのが良いとされています。
うんちの回数や色や匂いや固さなどをチェックすることで、体質に合っているか合っていないかをある程度把握することができます。
回数
- 多い→消化の悪いフードを食べている可能性があり
- 少ない→便秘、食欲不振など
色
- 正常時は茶色っぽい色、もしくは茶色
- 異常時は赤、黒など茶色以外の色
いつもと違う便の色は注意!
臭い
いつもより臭う、臭いがキツすぎる→フードが合っていない
硬さ
理想→掴んだ時に崩れず、地面に汚れがつかない
理想の固さよりも柔らかかったり、硬い場合には、これもフードが合わないと考えても良いかもしれません。
急にドッグフードを変えると下痢をしがちなので切り替え時は徐々に
柴犬に限らず、犬は急にドッグフードを変えることで下痢をしてしまうことがあります。
下痢になってしまう原因には、ドッグフードを切り替えたこと以外にも量を与えすぎたりする場合も考えられます。
1日の給餌量を守り、徐々に切り替えていくようにしましょう。
ドッグフードにより給餌量が異なるためパッケージの裏などに記載されてある給餌量などを参考に正しい値を与えるようにしましょう。
また、ドッグフードを切り替える際には1週間から10日ほどかけ切り替えるのが良いとされています。
- 1日目は旧ドッグフード9割新ドッグフードを1割程度から始め、
- 3日目 旧7割、新3割
- 5日目旧5割、新5割
- 8日目旧2割、新8割
- 10日目旧0割、新10割
このように徐々にドッグフードを切り替えていくと、下痢などになりにくく、うまくドッグフードを切り替えることができます。
評判のドッグフードでも、下痢が続く時はその子には合わないと判断
ドッグフードにはさまざまな種類が販売されていますが、その中で評判がいいドッグフードを与えていたとしても下痢が続いてしまう場合には、その子には合っていない可能性が高いです。
評判がいいからと無理をして与えることがないように、下痢が続いてしまう場合には合わないと判断し、違うドッグフードに切り替えたり、元の下痢が起こらないドッグフードに戻すのが最善です。
柴犬のドッグフードは1日の目安はどれくらい?
柴犬に与える1日のドッグフードの目安についても解説をしていきたいと思います。
特に柴犬も個体差が大きく、とても小さいサイズの柴犬から中型犬サイズの柴犬など大きさや体重や食べる量は様々です。
そのため、ひとつの目安として考えていってください。
計算方法
まずは安静時のエネルギー要求量を求める。
RER(kcal)=30 × 体重 + 70
次に、1日に必要なエネルギー量を求める。
DER(kcal/日)=RER × 係数
最後に、1日必要な給餌量を算出する。
給餌量(g/日)=DER ÷ フード1g(1缶)あたりのカロリー数
1日の給餌量は計算方式で当てはめ給餌量を割り出すことができます。
基本となる計算式を載せていくので、これに愛犬に当てはまる係数を当てはめ計算をしていきましょう。
子犬の場合の目安
子犬は大きく3種類に分け計算式に当てはめ計算していきます。
・4ヶ月未満の子犬→係数3.0
・4~9ヶ月の子犬→係数2.5
・10~12ヶ月の子犬→係数2.0
先程の計算式にこのような係数を当てはめて計算をしていきましょう。
子犬の場合は成長が早いこともあり、こまめに体重計測を行い給餌量を計算して与えるようにしましょう。
生後10週目ぐらいまでは1日に4回程度のドッグフードも与え、生後3ヶ月を過ぎたあたりから1日3回程度に分けて餌を与えるようにしましょう。
生後5ヶ月もしくは6ヶ月程度に成長してきたあたりから大人の犬と同じドッグフードを与える回数を2回程度にしていくのが理想的です。
成犬の場合の目安
- 成犬(避妊・去勢なし)係数1.8
- 成犬(避妊・去勢あり)係数1.6
- 肥満ぎみ 係数1.4
- 妊娠中(初めの42日間)係数1.8
- 妊娠中(43日目以降)係数3.0
- 授乳中 係数4.8
成犬の場合には大きく分けて、このような係数を当てはめて計算をしていきましょう。
一般的には15kgまでは体重の1.2パーセント程度が給餌量の目安とされていて15kg以上の場合には1%程度が給餌量の目安とされていますが、体重や運動量などを参考に給餌量を決めていきましょう。
シニア・老犬の場合の目安
- 老犬(7歳以上)係数1.4
一般的に犬の場合7歳以上が老犬と言われていますが、老犬への考えはさまざまなものがあります。老犬を7歳以上とするものや、10歳以上とするもの8歳以上とするものなど様々な考えがあります。
そのため、7歳の誕生日からいきなりシニアフードに切り替えるのではなく、愛犬に衰えが感じてきたり、明らかに成犬時とは異なると感じた場合、シニアフードに切り替えていくのが良いかもしれません。
給餌量も同じです。
老犬の場合、成犬時よりも20%から30%減量させる必要があるとされていますが、成犬時と変わらないと感じる場合には成犬時と同じでも構いません。
ですが歳をとるにつれて消化率や代謝率が低下していく傾向にあるため、食べ過ぎたり消化の悪いフードを与えてしまうことで内臓や消化器官に負担をかけてしまいがちです。
消化系の負担を軽くするためには1日2回もしくは3回程度に1日の給餌量を分けて与えるようにしましょう。
柴犬がドッグフードを食べない時の原因と対処法
柴犬がドッグフードを食べない時はとても心配になってしまいますよね.
ドッグフードを食べない時に多い理由を紹介していくので、対処方法なども参考にしてみてください。
食べない原因・理由
このような原因が多く考えられます。
対処法
歳をとったことによる老化現象
犬も人間同様、年齢を重ねるに連れて消化がしにくくなっていってしまったり、そもそもの代謝が落ちてしまうことで、ドッグフードを食べなくなってきたりします。
消化がしやすいフードに変えてみたり、ふやかしてあげることで食べやすくなったり、消化が行いやすくなるので試してみてください。
老化現象では病気の可能性も否定することはできないので2日もしくは3日以上全くご飯を食べない時には動物病院を受診しましょう。
味など好みではない
犬の場合、触感や質感や味や匂いなどが好みでない場合にもドッグフードを食べない可能性が考えられます。
ドッグフードはふやかすことにより臭いが強くなり、食べやすくなる傾向にあるため、ドッグフードをぬるま湯でふやかし与えてみるかもしれません。
さらに肉など犬の好みに合わせてトッピングを行うことでご飯を食べやすくなる可能性も考えられます。
もともと食が細い
人間も大食いの人もいれば、少食な人もいます。犬も同じように、よく食べる犬もいればもともと食が細い犬もいます。
元々少食の犬の場合、少しカロリーが高めのドッグフードを与えることでしっかりと栄養が摂取できるので、元々食が細い愛犬に対してはそこまで気にする必要はないかもしれません。
わがままになってしまっている
人間のご飯やおやつをあげてしまう方に多い原因として、ドッグフードを食べないことでもっと良いものをもらえると頭のいいのは学習してしまう場合があります。
わがままになってしまっている場合は、ドッグフード以外に何も与えず、食べないときにはある程度の時間が過ぎたらドッグフードを下げてしまいましょう。
これを繰り返し行い、ドッグフードを食べるようになるまで繰り返します。
ストレスが溜まっている
急にフードが切り替わったり、生活環境が変わってしまったり、お留守番の時間が増えてしまったりすると、愛犬はストレスが溜まってしまいます。
愛犬がストレスを感じるのにはこれ以外にも様々な原因が考えられますが、まずはストレスの原因を見つけることから始め、ストレスの原因を解消していくことが解決の糸口となります。
ストレスはご飯を食べないだけではなく、吠え癖噛み癖などをさまざまなな問題行動を引き起こしてしまいます。
口腔内トラブル
歯周病を引き起こしてしまったり、口腔内に怪我をしてしまったりすると、痛みや口腔内の異常によってご飯を食べにくくなってしまいます。
その結果と愛s手、食欲不振になってしまうことも考えられます。
口腔内トラブルは毎日の口腔ケアで気づくことができます。なるべく毎日口腔ケアをし、口腔内トラブルを発見したらすぐに動物病院を受診するようにしましょう。
病気や不調
ご飯を食べない時には病気を患っていたり、体調がよくないという可能性もあります。
人間でも体調が悪いとご飯を食べる気がしなくなりますよね。
1日程度ご飯を食べない場合にはあまり心配することはありませんが、ご飯を全く食べない日が、2日もしくは3日以上続く場合には早めに動物病院を受診するようにしましょう。
食物アレルギーもちの柴犬のドッグフードのおすすめは?
実は犬にも食物アレルギーが存在し、アレルギーを持っている犬も珍しくはありません。
どこにアレルギーを持っている柴犬に対しては、食事にかなり気を使う必要があり、アレルギーが疑わしい場合には動物病院でアレルギー検査を行うのが好ましいです。
動物病院などでアレルギー検査を行うことで、その子のアレルゲンが何だか分かるようになるため、食べて良いドッグフードと食べない方が良いドッグフードというのがすぐに分かるようになります。
ドッグフードを選ぶ際には、アレルゲンを除去したものを選ぶのが基本となってきます。
まずはアレルギー検査を行い、アレルゲンに合わせたドッグフードを選んで行くようにしましょう。
ココに注意
柴犬の1ヶ月・年間の餌代
柴犬の1年間の餌代と1ヶ月の餌代を大まかに計算してみましょう。
柴犬の年齢や体形や体重やどのようなドッグフードを与えるかによって、かなり値段に差は出てきます。
今回は、おすすめのドッグフードとして紹介した【モグワン】で、ひと月のドッグフード代と1年間のドッグフード代を計算していきたいと思います。
まず、柴犬の平均体重は6kgから14kgだと言われています。そのため、今回は成犬の時の柴犬の体重である6kgから14kgという設定で計算を行なっていきます。
モグワンは1袋に1.8kg入って3960円で販売がされています。
体重6kgから14kgの柴犬が1日に食べる量は118gから230グラムです。
そのため1ヶ月で2~4袋のモグワンを購入するようになります。
3袋ずつ定期購入することで金額が7000円以上になり、15%の割引が入り一袋あたり3366円の送料無料で購入をすることができます。
モグワンは3袋で10098円です。おおよそではありますが1ヶ月のドッグフード代が10098円となります。
この10098円を12をかけると12万1176円となるため、1年あたりのドッグフード代が12万1176円となります。
おおよその計算とはなりましたが、1年間にかかるドッグフード代は、この程度ということになります。
柴犬のドッグフードを迷ったらモグワンドッグフードがおすすめ
今回は柴犬という犬種に焦点を当てておすすめのドッグフードを紹介していきました。
オススメのドッグフードはモグワンですが、全ての柴犬におすすめすることができるというわけではありません。
元々の飼育環境やアレルギーの有無や好き嫌いなどによってもオススメのドッグフードは変わってきます。
体質に合った食事を与えることによって、柴犬の健康にも良い影響を与えてくれるはずです。
まずは今回紹介した柴犬のドッグフード選びの行い方を参考に、愛犬に合うドッグフードを選んであげるようにしましょう。
その中でモグワンを候補に入れてみるのも良いかもしれません。
おすすめのドッグフードをいくつか紹介したので、是非参考にしてみてくださいね。